敬遠しがちなミュージカル。
チャレンジしました。
冒頭で、いきなりミュージカルで始まったので、腹を決めたというか、そんな感じ。
でも結果的にめちゃ良かった。
軽やかで観やすい。
小難しくないし、洒落ている。
古いのに新しい
そんな感じかな。
エマ・ストーンの、彼女の雰囲気や顔立ちにマッチした衣装の数々、バーのネオン、LAの屈託のない明るさ、それらで気分が高揚する。
相変わらず、いつも何かの匂いを嗅いでいるような表情のライアン・ゴズリングも素敵だった。
バンドの撮影のシーンには笑った。
白のキャップ、ダサいし。カメラマンだるいし。写真撮るのに「唇を、こう…噛んでみて」「サングラスちょっと下げて」とか言われるし。
ほんまにそれ、君の夢なんか?
ミアの言う通りやん
何が正しくて、何が間違ってるじゃなくて、後悔しない人生を歩みたいなあ。自分のために。
終盤、ふたりにあったはずの未来を見せるシーン。切ないけど、良かったな。ふたりにとっての後悔はそれだけかな。
観てよかった。