たけちゃん

ラ・ラ・ランドのたけちゃんのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.2
ミュージカルとしてではなく、愛と夢を求める2人のラブストーリーとして、再評価


デイミアン・チャベス監督 2016年制作
主演エマ・ストーン ライアン・ゴズリング


まずは、最初に観た時のレビューを

とうとう観に来ました!ララランド~!
やぁ、素晴らしい~。みなさんのレビュー通りでした~……あぁぁ



では、なかったんですよね(T_T)

何だろう、この違う感は……


いや、面白かったんですよ。良かったと思います。

エマ・ストーン、めっちゃ可愛くて、本当に好きになったし、ライアン・ゴズリングはよくぞあれだけピアノが弾けるように練習した(๑•̀ •́)و✧


うん、でも、僕が求めているものと違う。


それって、きっと、普段ミュージカルがあまりお好きではない人が絶賛している理由と同じ気がするんです。


そう、僕はもっと歌って踊って欲しかったんですよ。苦手な人には程よいのでしょうが……


だから、僕の中での映画のピークは、オープニングのハイウェイでのパフォーマンスなんです。あれが全編続くなら満点でした!


でも、その後は、かなり退屈な場面もあり、ラストでようやく待ってました!って感じなんですよね。

ところどころ入るマネキンシークエンスも楽しいんだけど、もっと観たいというね…。おかわりしたいのに、お預けをくう感じなんです。


あと、良かったのはジョン・レジェンドが演じるキースのバンドシーンでしょうか。やっぱりこうなると、趣味の問題ですよね(T_T)


ラストシーンを観て、僕はソフィア・ローレン主演の「ひまわり」を思い出しました。戦争が引き裂いたのではないけど、夢が2人を分けたんですよね。

でも、個人的には、エマには待っていて欲しかったなぁ。


と、言いながら、サントラ買っちゃいました~。車でエンドレスで再生中です( ᵕᴗᵕ )

なんだ、やっぱり好きなんじゃん(笑)





追記:2017年 3.20 イオンシネマ旭川駅前で鑑賞


2度目の鑑賞です。評価を3.5から4.0に上げました!

最初の評価はミュージカル映画としてのもの。やはり、どうしてもミュージカルとしては物足りないので、この評価でした(T_T)

ミュージカルは、やはり歌って踊ってほしい。観終えた後に多幸感に包まれたい。そんな思いを描きます!最初観た時のララランドにはそれがなかった。ミュージカルとしてハードルを上げすぎた?その通りですね。

しかし、音楽パートをBGMとして考え、ストーリーを追っていくと、すごくよく出来ていることに気づきます。

夢を追う2人が出会い、夢を追う仲間として、厳しい現実の中での癒しとして、かけがえのない存在となっていく。しかし、夢を叶えるためには捨てなければならないものもある。

そんな現実にぶつかりながら、最後に2人は何を選ぶのか、ラストで問われるのがそこですね。

最初はそれが受け入れらなかったけど、2回目はぐっと来ました。The Endによる終演も素晴らしかった(^-^)



で、2018年師走←イマココ
もう、大好きになってまして、こんなに初見と評価の変わった作品はないですよ。評価って、その時の気持ちや理解が大きく影響するもんだけど、これ程とはね(笑)
1番は曲を好きになり過ぎたからです( ˘ ˘ )ウンウン
擦り切れるほど聴いたので(笑)←イマハスリキレナイ
さらに評価を上げました!