ふたりの出会いは確かに運命だった。
でも運命の人ではなかった。
夢を追い求める人は魅力的。
そんな2人が惹かれ恋に落ちるのは当然のこと。でも追い続けて行くうちに何が1番の自分の望みなのかわからなくなる。
夢と愛する人、どちらも手に入れることは出来ないものなのでしょうか。
交わった思いも夢を追うと離れていく。
それでも夢をみることを止めることが出来ない。
だから流れに身をまかせる。
もしかしたら
交わるかもしれない。
交わらないかもしれない。
ショービジネスは儚い。
だから切なくて魅力的。
それを感じる映画でした。
ミュージカルを勉強してきた身としては同じように思い悩んだことがあるため、心がギュッとなりました。
そして音楽が素晴らしい!
全ての場面に無駄がない。
言葉では表せないほどの思いだから歌になる、ダンスになる、ミュージカルの基本がきちんと守られていました。
特にオーディションの場面のエマの演技にはグッときました。
(個人的に好きなのは、2人が恋に落ちるタップダンスの曲。ツンデレ感が堪らない!)
さらに、衣装の素晴らしい色彩感覚!
真似したいお洋服が沢山で女性ならわくわくすること間違いなし♡♡