ヒーロー活動が禁じられる中、シンドロームによる破壊活動から世界を救ったインクレディブル一家。
しかしながら、世間はまだまだヒーローへの風当たりが強く…
そんな中、彼らのものにヒーロー活動を認可させたいと意気込む男が現れる。
メディアをうまく使い、ヒーローが何のためにどうやって戦い何を守っているのかを市民にPRするという。
願ってもいないチャンスに飛びつくMr.インクレディブルだったが、家族は法律を変えるために法律を破るのはいかがなものかと意を唱える。
果たして彼らの、そしてヒーロー達の未来は如何にーーーな話。
前作でもそうだったけど、ヒーロー映画の皮を被った人生お悩み相談ぶりは本作でも健在。
母親が不在中の父親あるある、ただでさえ家の事をバリバリやってる母親が仕事でもバリバリやって変なプライドで張り合いしちゃうあるあるとか。
ヒーロー然としてヴィランと戦う派手なパートも勿論良いけど、このシリーズに至ってはそっちが隠れ蓑で、家族と向き合い顧みようがテーマだろう。
このシリーズは子供の頃に見るのと、大人になってから見るのではまた違った感想になるだろう。
とは言え、前作よりも派手な能力バトルも増えてエンタメ感も増してるから四の五の言わずに楽しみたい方にもおすすめ。わたパチくんみたいな甘い刺激の一本でした。
