ボブ

インクレディブル・ファミリーのボブのレビュー・感想・評価

4.0
2018/8/16鑑賞。
法律でヒーロー活動が禁止され、街を破壊した事で世間から非難されて住処まで失ってしまったボブ一家。
そこへ大企業の経営者ウィンストンから依頼が届く。
ヒーローマニアの彼は、ヒーローの権利復活と活動再開を目指しており、街での事件を平和的に解決するイメージアップ作戦を提案する。
ヒーロー活動を諦めきれなかったボブは喜んで引き受けようとするが、ウィンストンは彼ではなくヘレンを指名し…という話。

兎角失速しがちな「シリーズ物2作目」ですが、そんな事はない!
1作目の設定をうまく生かしていて、個人的には前作よりも面白いと思います。

育児に家事に大変だったヘレンは、ソロ活動を通してヒーローとしてのやりがいを思い出していく。
家庭を顧みなかったボブは、育児と家事の大変さと、家族に対して向き合う大切さに気づく。
これでうまく行くと思いきや、陰謀に巻き込まれて大ピンチ!子供達だけの救出大作戦!
最後は家族の力を合わせてハッピーエンド!

「女性の社会進出」「メディア過信の危険性」など、時事的な社会テーマを織り交ぜながら、それでも「ヒーローアクション映画」として楽しめる脚本になっています。
割とてんこ盛りな作品ですし、今作でもエドナはやっぱりイイキャラしてるし、バイクやボンドカー(?)のギミックも面白い。
鑑賞後の満足感が凄いです。
エンドロールに流れるイラスティガールのテーマソングはかなりお気に入りです。
85点。
ボブ

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