TakayukiTaka

LION ライオン 25年目のただいまのTakayukiTakaのレビュー・感想・評価

3.7
年間8万人が行方不明になっているインド。兄と仕事に行くために出かけた際に1人になったサルーは停車している電車で寝てしまう。気がついたらカルカッタまで来ていて、自分の家がどこにあったかも覚えていない。施設で過ごす中オーストラリアの家の養子になることが決まり、オーストラリアの家で25年間を過ごす。オーストラリアでは、温かい両親のもとで幸せな生活をしているが、ふとしたタイミングで故郷のこと思い出す。記憶を頼りにGoogle Earthで故郷を探すがなかなか見つからず、育ての親への申し訳なさも感じる。しかしついに故郷を発見したサルー。母親と妹と再会する。しかし1番近い存在だった兄は死んでしまっていた。育ての親の愛と、いつか戻ってくることを信じ引っ越さずにいた母親。愛もあるが悲しさや残酷さが多くモヤモヤする話。寄付を募っていたので目的がはっきりしていてそこはいい映画なんじゃないかと思うけど。兄のその後の描写とかがあった方がストーリーとしては良かったのではと思った。
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