サルー子ども時代を演じるサニーパワールの演技が本当に良かった。
サルーは偶々豊かな家に養子にとってもらい、母親とも再会を果たすことができ、物語はハッピーエンドとして語られたが、世界には語られることなく失われていく命がたくさんあることが多くある現実を忘れてはいけない。
特に作中で描かれる大人たちが印象的だった。
その大人たちは子どもを連れ去ろうとしたり、利用しようとしたり、裏切りや悪意に満ちていた。
この作品は、ストリートチルドレンの多くが今も最悪の状況で生活していることを示し、私たちに何ができるのかを問うている。
総じて感動したし、とても良い映画だった。