そんな感じ

LION ライオン 25年目のただいまのそんな感じのレビュー・感想・評価

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兄の夜の仕事手伝いたいとしきりに言う弟の言うことをきいて弟と一緒に仕事場に向かうが弟は眠たいと言って仕事場の最寄りの駅のホームで寝てしまい、兄はすぐ戻ってくるからそこを離れるなよと言う、弟は目覚めて兄がいないのを不安がり列車に乗ってその列車の中で寝てしまう、列車はいつの間にか鍵がかけられて外に出られなくなる、列車が2、3日走ったら故郷とはかなり離れた場所に辿り着いてしまう。孤児となりオーストラリアの夫婦に引き取られる。主人公は大学生になりインドの文化が色濃いホームパーティーで小さな頃憧れていた揚げ物のお菓子を見つけて故郷を懐かしく思い実の母と兄などに会いたいと思い、その思いをパーティーに参加していた人に話したらGoogleマップで見つけられるんじゃないか?と言われる。それから主人公はGoogleマップで故郷を探してようやく見つけ、故郷に訪れ、母と妹に会う、兄は弟が迷子になった日に電車に跳ねられ死んだそう。主人公はやっとずっとこれまで抱えてきたもやもやした思いや恋しい思いに対処できたと感じる。
実話なんてすごい。あと、オーストラリアの夫婦もなんていうかおそらく国自体に余裕があるからなのかもしれないけどすごく道徳的な人だなって感じ。よかったなって素直に思う、迷子になって孤児として保護されるまでに駅のホームで攫われそうになったり良くしてくれたお姉さんの知り合いに売られそうになったりヒヤリとしたけど主人公は頭がキレてて良かったな、でも気になるのが孤児として保護されていた時に夜子供が泣きながら警察ではない人物に連れて行かれたことで、これは子供への性虐待なのだろうと思い、本当に恐ろしいと思った、やめろよ、そんなこと、かわいそすぎる、どうにかなんないの??。
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