fushiko

LION ライオン 25年目のただいまのfushikoのレビュー・感想・評価

-
これが実話に基づいているなんて、どうしても自分の境遇の幸せさを憎まずにはいられなかった。家に帰られない子供たちに対する一部の大人たちの行動。本当に考えさせられて、憎くてふがいない気持ちが募って仕方がなかった。ただ辛かった。もしも自分が主人公Sarroだったら果たして泣かなかったのかな?と考えずにはいられなかった。強すぎる。でも自分のことを大切に思い続けてくれる人がいることの温かさが、この映画ではまさしくLIONの黄金の毛並みのように描かれていたな。一昔前では考えられなかったことも今の世の中なら実現しうる。そういった現代的メッセージもふんだんに込められていた気がする!共感は出来ないからこそ自分には観る必要のあった映画。
fushiko

fushiko