この女優の面構え。
徹底してグラフィカルな画面。
これだけでだいぶ満足。
純粋に怖い。
ゆっくり一回転してみせるショットかなり効いてた。
イットのビジュアルとかもはや恐怖と失笑ギリギリのライン。しかもちゃんと実体があるという。見る人やタイミングによって姿が変わるってのも。やっぱイットの設定は新鮮。
なんか全体的にゲームっぽい話。
シンプルなルールがいくつかあって終始それに忠実に物語が進む。
主人公たちはルールの中でクリアしようとする。自分たちだけで。
『リング』みたいにルールの謎を解き明かそう、みたいにはならない。
なんでこいつらもっと遠くに逃げないんだ？っていうのは勿論あるんだけれど。
これが箱庭的な世界だと思えば納得できなくもない。
具体的な場所や時代の特定を避けてるのも効果的。
音楽もちょっとゲーム感ある。
まさかの結末。
主人公の人間的な成長にも感動した。
