今泉力哉監督の作品はやっぱり好きだなぁ。消化不良にならない加減に、微妙な恋愛感情を描くのが上手いです。
恋愛群像劇。
靴の修理屋さんで働いている男の子と、その男の子に惹かれる受付の女の子。その女の子に一目惚れをしてしまう店を訪れた男の子に、その男の子と付き合っている女の子・・・。群像劇ならでは、色々な人が繋がっていきます。群像劇では、この繋げ方が強引で鼻に付くことが多いのですが、この作品はそれがなくさらっと繋がる感覚があって好印象。
人って繋がっているんだ。煩わしいこともあるけど、その繋がりが人を強くするんだ。そんな当たり前のことを再認識しました。
小南晴夏は好きな女優さんなんですが、改めて好きだなぁと思いました。