チベット亡命政府があるインド・ダラムサラに長く住む日本人中原一博さんにスポットを当て、チベットで続く抗議の焼身をテーマにした作品。
ダラムサラで迫害、拷問にあったチベット人への取材だけでなく、チベット・アムド地方(ダライ・ラマ14世の故郷)にある僧院へも趣き、焼身のあった場所も取材。監督も中原さんも、今後中国やチベットには入れないかもしれないと腹を括っての撮影。
私は20年来のダライ・ラマ14世の「ファン」で、先日公開された映画「ダライ・ラマ14世」に続き、この映画を観た。
具体的な焼身の内容、そしてどんなバックグランドを持つ人なのか、直前はどう過ごしていたのかなどを知る機会になった。
なぜするのか?と思うこともあったし、映画を観た後も、なぜ命を?と思うのも確かだが、焼身するメンタリティーを少し理解できた気がするが、表面的にしかわかってない気がする。
なぜか宿題をもらったような気分になった。もっと知ろう。