このレビューはネタバレを含みます
ファンタジーをありだとしたら、素敵な物語。
ちゃんと感動して、涙しました。
でも
過去の自分に届くとしたら何を書くか考えると、
やっぱり、その時々の好きだった人に対しての後悔や、未練が浮かぶよね。
あの時こう伝えていたら、とかあれをしなかったらきっと上手くいったのに、みたいな感じ。
でも、君の膵臓を食べたいのセリフのように、その時々に選択をして、今の私がいる。
そうやって作ってきた自分が、今わかる事、今できる事、今何に涙するか、今誰を大切に思うか。
そんな今の自分を大切にしたいと思う。
もしかしたら、過去をかえたら、大切に思うモノが変わってしまうかもしれない。
それは、とても違和感がある。
確かにこの物語のように、人を救う事もできるかもしれない。
でも、戻れない、救えないから、その時その時を大切にする必要を考え、人を傷つけた時には反省して失敗を乗り越えた時に強く、賢く、優しくなれると思う。