韓国映画で海賊？ と思う方もいるかもしれないが、侮るなかれ。
大海賊時代は韓国にもあったのだ。
日本映画で海賊となると違う感じがするのに、韓国映画だと様になる。
日本はどちらかと言えば山賊文化である。海賊と呼ばれた男はいても、ジャック・スパロウはいない。
韓国映画でそれが可能となっている背景には王朝時代の歴史的背景以外に、海外貿易や船の造形、独特な剣術・武術・武器が物語の中で随所に見られるからだ。
海洋冒険ものでありながら、アクション映画としても成立している。
王様のいうことが聞けないフリーダムたちは、みな総じて海に出る文化は鎖国の日本では考えられず、時代に取り残されていたのだなと感じる。
