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悪魔が棲む家666のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

悪魔が棲む家666(2014年製作の映画)
2.7
オカルトスリラー。
邦題が詐欺 笑
キャストは比較的メジャー系俳優さん揃い。

6月6日に産まれた6人の女児のうち生き残った1人が18歳の誕生日に魂が乗っ取られ悪魔になるという預言が残るキリスト教で厳格な規則があるアーミッシュ風共同体ニュー・ベツレヘム。
18歳の誕生日が近づいた少女達が次々消える怪異が発生し、悪魔になるのは誰だー!と特に神父が張り切り出す展開。

チラシに書いてあるけど実際のアーミッシュには怒ったり喧嘩してはいけないという戒律があるので、作品の共同体はアーミッシュをモデルにした創作。

古風な服装、厳格な戒律、世俗から隔絶された共同体、神父が絶対的な指導者で彼の言うことには誰もが従う盲信さ等の雰囲気はなかなか。
展開の中に微かに「オーメン」ぽさも。
女子みな可愛い。

スラッシャー要素があるのに演出が素っ気なかったのが勿体ない。

ジェニファー・カーペンターの目力とアゴが変わらず迫力。
おかげでミスリードした人がここに 笑

オチは潔いけど不満。
殺人鬼の正体とその理由も理屈は通ってるようで大分変。
個人的に、何より某登場人物の名誉挽回になってしまったことがいちばんの不満。
あのクソ〇〇不愉快だったのにー!
えらく心情的に納得いかなかった(´-ω-`)