kirito

現代ポルノ伝 先天性淫婦のkiritoのレビュー・感想・評価

現代ポルノ伝 先天性淫婦(1971年製作の映画)
3.6
【花札】

一言でいうと・・・やっぱり女性って怖いという映画でした。
(最近フォローされた方、時折変な映画上げるので解除はご自由に。)

男「サンドラ・・・」
女「ゆういちろう・・・」
(抱き(略))

「ポルノ」と題するとおり、裸体あり、セクロスありの昭和後期映画。
ヒーロー映画もいいが、たまには芳ばしい映画も見たくなる。

「ゆき」vs「サンドラ」のゆういちろうをめぐる夕食でのやりとりがTHE女の戦い。
問題のゆういちろうはまんざらでもなく、どっちにもいい顔する。まあそうなるよね。

その後の、サンドラの布団の上にちりばめられた花札の上で刺青入りのやくざ3人に抱かれるシーンが非常にエロティックだった・・・(夢なんだけど)

前半はまあそんな感じでちょいエロ映画だけど、後半は憎悪の映画に変貌。

ゆういちろうの父は会長なのだが、この男も「ゆき」を好きになり、部下に薬をもらせた上で、ゆきをレイプする。
このことをばらせばゆういちろうに被害が及ぶため、ゆきは自らゆういちろうに私はこんな女だから結婚は無理だとわざと悪者を演じる。なにも知らずゆきを殴るゆういちろう・・・あ~男は馬鹿だと思う瞬間である。

その後、ゆきの血の復讐劇が幕をあける。
いや結構面白かった。やっぱり邦画は昔の作品に限るね!!

2019.4.22
kirito

kirito