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あした
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目次

『あした』に投稿された感想・評価


あしたが必ず訪れるとは限らない…


海難事故で行方不明になってしまった9人の乗客。ある日突然「今夜午前0時 呼子浜 で待っている」というメッセージがその乗客たちから届けられる。呼子浜に呼び寄せられたそれぞれの人々と 最後のサヨナラ をするために。

生と死が交わる境界線で、その時死者と生者は何を伝え合うのだろうか…。



これまで何度も観てきた作品ではあるけれど、ある程度歳を重ねた今だからこそ感じるその卓越した死生観がじんわりと染みてくる。死による断絶は避けようのないことだけど、精神や想いはその断絶をも超えることができる…大林監督作品の中でも少しだけ大人味のする群像ファンタジー。


全てを包み込むような植木等さんの達観した演技が素晴らしい。あの頃よりも大人になった原田知世さん演じる「 わたし 」もとても良き。この「わたし」の存在がこの物語にちょっとしたリアリティーを与えてくれるので、安心して登場する人物それぞれの気持ちに思いを寄せることができる。


そして…迎えるそれぞれの あした。
人はその時何を思うのだろう…





追記
先日永眠された大林宣彦監督の新尾道3部作の2作目にあたるのが本作。何かレビューを残しておきたくなって再鑑賞に選んだのがこの作品。※同じく赤川次郎氏原作『ふたり』とめちゃめちゃ迷った…

その昔、大林監督の過去作品を鑑賞しては尾道に足を運んでいた頃を思い出します。尾道という町に夢中になったその当時、正直映画の内容なんて二の次。片目をつぶって尾道の今でいう 映えスポット を作品の中に探していたように思います。笑


また行きたいなぁ、尾道。
大林宣彦映画祭@シネ・ヌーヴォ

新尾道三部作の、まだ観てなかった一作。これでようやくピースが埋まった。

海難事故で大切な人を亡くした人々が、死者から手紙を受け取って、呼子浜に集まる。そこに遭難した船が現れて、、。

今作は、高橋かおりが主役なのかなと思ったら、群像劇になってて、それぞれの話がちょっと薄く、グッとくるとこまで行かないですが、そこはやはり大林ワールド、それぞれの話でちょっとジンワリきます。舞台がずっと浜辺なので、いつも以上に演劇的でした。

宝生舞や柏原収史はこの映画のオーディション出身なんですね。他にもオーディション組や新人多数。ゲスト出演もいろんな方が多数いて、それ観るだけで楽しい。

その中にあって、植木等と津島恵子夫妻がやはり貫禄勝ち。

植木等の子分たちのドタバタコメディも中々面白かった。
一人鑑賞。
新尾道三部作 第二。

どうも同じ主演俳優の『青春デンデケデケデケ』や新尾道三部作第一『ふたり』に比べて、
規模や演者、内容は決して引けを取らないのですが、
どうもあまりレビュー数も評価されない忘れられてる作品。

個人的にはタイトルの付け方や内容は秀逸かと思うのですが...前者と比べて少し長く感じるのも確か。

佳作。

あとジャケットをちゃんとして『あした』のパッケージに直して欲しいです(このパッケージではやはり『ふたり』に負けてしまってます)

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