meek

ブラックフット クマ地獄のmeekのネタバレレビュー・内容・結末

ブラックフット クマ地獄(2014年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

熊の映画の中ではこちらは大変よくできている。
この映画で熊に遭遇するまで退屈に感じた人は都会の人か熊に出くわす可能性が自分にはないって確信がある人かな。

自分は常にヒグマの危険にさらされた土地に住んでるので、この映画がまあコワイったらない。

深い森に入って行く。
森って神秘的で美しいんだけど、それを超えるとどこか怖くなる。
あたり一面、真緑の深い深い大自然。
海の真ん中にいるのと変わんない。
目的地に辿り着くだけが唯一の安心で。
しかし、見下ろした景色。
あるべき湖はなく、果てしない深い森が広がっていた。

迷った、、、、!と確信。
このシーンがまず怖い。

気まずいまま、歩き続けると鹿の死骸を発見する。
熊が近くにいるのをさらに確信。
怖すぎる。

話は戻るが、途中で見知らぬ男の登場シーンがあるがあれは必要だったのか。

朝、テントで目覚めると熊の気配。
そしてついに熊の姿を見ることになる。
熊発見から数十秒。
2人はテントの中で動けなかった。
もし、全てを捨てて全力で逃げていたら
少しだけ命はつながれたかもしれない。

ここからは恐ろしいので、自分で観てください。

最後、生きた鹿が目の前に現れて安堵する主人公。熊がいる場所には鹿はいないって事だから
やっと安全な区域に辿り着けたのだった。

正直、この映画はリアルすぎます。
熊被害が多すぎる今、観ておくのもいいけど
たかが映画と思えなくってトラウマになりそう。

うー、、こわいよー
熊出ないでくれー
meek

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