小池真理子氏が好きで、個人的にはタブーの原作→映像鑑賞。人物設定や展開が異なる部分が適度にあり、それぞれの解釈で終わらせたな、という印象。
結果、小生はどちらもアリ(・ω・)ノ
これぐらい独立させた方が、betterな気がします。
意見が分かれるのは明白ですが、些細なことをつらつら考えたいタイプの人にはハマるのでは。
尾行する彼女があまりに不器用で、追ってる人間模様は陳腐なのに目が離せなくなると…ハマりますね(笑)。
いつしか観客は、彼女のことを尾行しているような錯覚に陥る。観察という行為が幾重にも連なる構造がミソだなぁと。「人には誰かを覗き見たいという本性が備わっている」と暗に言われてるようで。
しかし接触さえしなければ、ストーカーにはならないんだろうか。ほんと紙一重だな(ーー;)
小生は、劇中の教授みたいに淡々とした日常を送っておりますが、覗かれてもせめて嫌われない人間でいたい、と。妙な自覚が芽生えました(笑)。
それにしても、年代別でいい男が揃ってますね～。3人を束ねても余りある、麦ちゃんのたおやかさ❇
男女どちらの目線で見ても、色香くすぐる作品です。
エピローグの部分、見返してて気付きました。
もう１人、いたんですね。
疑心暗鬼な妄想が…。
いやはや。『あゝ、荒野』も観るべきか(;^_^A
