カチューシャ

弁護人のカチューシャのネタバレレビュー・内容・結末

弁護人(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

誕生日恒例の映画鑑賞。今年は韓国で弁護士をする友達にちなんでこれを選んだ。重すぎるのは誕生日らしくないし、大丈夫かなと心配したけれど、明るい気持ちになれる作品だった。

見終わって盧武鉉元大統領がモデルの話と知って「あの人が大統領に!いいね」と韓国の明るい歩みを感じたけれど、投身自殺されたのも知り、うまくいくことばかりではないなとも思った。

でも、あんな出来レースの中、ちゃんと努力して、恩も忘れず、正義感を持ってくれる弁護士は本当に頼もしいね。友達はあんなふうな気持ちで働いているのかな。国家権力と戦うタイプではなさそうだけれど、何となく彼の仕事を垣間見た気がして良かった。

以前、友達に「異議あり!」は言わないし、大声を出したら裁判長に怒られるし、裁判中に弁護士がすることはそんなに多くないとも聞いていたけれど、やはり映画。その辺は真反対だった。

あと、少し古風な弁護士の呼び方に「苗字+弁」というのがあるとも聞いていたけれど、言ってたね!ソンビョンは「ソン弁」よね。聞いてたやつだ!と、ちょっと嬉しくなった。

絶対に諦めない、というのも良かった。わたしも、この誕生日を機に、本当にしたいことを諦めない1年にしていく。