LEGION

弁護人のLEGIONのレビュー・感想・評価

弁護人(2013年製作の映画)
4.2
税務弁護士である主人公が不当逮捕された学生らの裁判に挑む物語。“デモなんか起こしても国は変わらない”と発言していた主人公の考え方は理解できるからこそ主人公が目の当たりにする国の残酷さを伴ってそのセリフが後半にかけて活かされる展開は辛くも見応えのあるものだった。
法廷のシーンでは周りの全員が主人公の敵に思えるほどの威圧さがあり、憲法に則っても不利な状況に追い込まれていく理不尽さがあるため諦めずに戦い続けようとする主人公の姿が余計にかっこよく見えた。
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