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神の一手のowlマンのレビュー・感想・評価

神の一手(2014年製作の映画)
3.3
囲碁×クライムアクション。

兄を殺され、罪を被せられた男は復讐のため、囲碁博打で“お金”と“命”をかけた勝負の世界へと足を踏み入れる。

私は囲碁の事を知らないのですが、クライムアクションとしても、楽しめた作品でした。

服役中に闘い方を教えてもらって、精神的にも肉体的にも強くなっていく過程があるのは個人的には最高です。

主人公の仲間も、盲目の囲碁棋士だったり、手がない技術者だったりと、癖強め。『オーシャンズ11』のような仲間集めや、物語展開も、“囲碁用語”で区切られていて、まるで対局しているかのように話が進んで行き、心理戦のピリピリ感や、格闘アクションのドキドキ感もあります。

最終決戦の、
白いスーツを着た主人公と、黒いスーツの敵の戦いはまさに碁盤の最終局面のような激しい“石(いのち)”の取り合いです。

主演のチョン・ウソンさん、カッコ良かったです!

韓国のクライム系の拷問や仕置きは、
目を背けたくなるくらい精神にくるモノがありますね💦
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