チョンジと姉のマンジ、スーパーで販売員をする母。
チョンジは、
朝から「MP3買って」という。
「赤い毛糸で帽子編んで」と電話してきたり。
普段、物をねだったりしないから、何だか気になるとマンジに電話する母。
赤い毛糸の長いマフラー。
チョンジが、死んだ。
チョンジの父親は、亡くなって9年後に幼い娘も亡くした。
その上、家を追い出される。
チョンジの死が自死だったことを不吉に思うらしい。
母とマンジは、団地に移り住む。
ベランダから臭いがして扉を開けると箱にネズミが。
大騒ぎしてると隣の住人が出てきて、見てくれるというが、サイズが大きいと逃げ出す笑
警備員に頼んで捨ててもらう。
隣の人は、チュ・サンバクという公務員浪人らしい。
引越し祝いにと、隣の中華屋でジャージャー麺を食べていると、
「クズ野郎」から電話。
チョンジの体操服を3ヶ月前に借りたという女子を見つけて、担任が声をかける。
「なんで死んだのよ」と顔を顰める女子にカバンをなげるマンジ。
スギョンは、ファヨンに言われたという。
マンジは、ファヨンと一緒にいたときの雰囲気がおかしかったのを思い出す。
放課後、ファヨンを呼び出して話を聞く。
ファヨンは、人の気を逆撫でするように上手に嘘をつく。
教室で、親友の誓いをして、MP3をねだったファヨン。
マンジは何かおかしいと探り出す。
母のヒョンスクは、泣きながらククスを食べる。
チョンジの荷物をファヨンに運ばせる。
「チョンジのせいで息がつまった」と、私を挑発しても何もでませんよと。
ヒョンスクの別れた男が職場までやってくる。
「嫌いだから別れた」というと殴られそうに。
チョンジにだけ誕生日会の時間を1時間遅れて知らせたり、チョンジだけ抜いてみんなでチョンジをからかうチャットしたりしていたクラスメイト。
ファヨンは、チョンジの父親が自殺したから暗いと嘘をついていた。
ミラの家でトッポギを食べるマンジ。
ミラの父とマンジの母が付き合っていたと聞く。
ミラがチョンジとマンジの雰囲気が違うことに驚く。
ミラと姉の仲良さに泣きそうになるマンジ。
マンジに寝る前にチョンジが、相談してきたことがあったのを思い出すマンジ。
チョンジの苦しみを知らなきゃという。
ファヨンは、みんなに無視される。
警備員室で留守番していたサンバクに遊ぼうという。
チョンジを知っていたサンバク。
図書館であって話していたと聞いて驚くファヨン。
マンジにサンバクに気をつけるように電話するファヨン。
マンジは、暴行にあったんじゃないか?と疑う。
翌日、図書館でサンバクに会う。
髪を伸ばしているのは、首から背中にヤケドをおったからだと。
チョンジとしていた話。
勉強は嫌いだった。でも成績がいいと信用されるから勉強すると。
うつを克服する本を読んでいた時は、うつに見えないようにしないと友達が離れていくと話していた。
家族には話せないことも他人になら話せる事もあるというサンバク。
マンジはチョンジのことを知らないことを悲しむ。
赤い毛糸でずっと帽子を編んでいるヒョンスク。
毛糸の最後に手紙がでてくる。
ファヨンにいじめらてること、
学校に行きたくないと言っていたチョンジ。
体操服が何度も無くなること。
思い出して熱を出すヒョンスク。
毛糸の中に手紙が入っている。
5つのうちの2つめ。
「羨ましいお姉ちゃんへ。
私が遠くに行っても悲しまないでね。
愛してるお姉ちゃん。」
読んで泣き出すマンジ。
ファヨンの母にMP3を渡す。
チョンジが渡したがったけど、あの世に行って渡せないからと。
謝ろうとするファヨン母に、
「謝罪を受け取らない人に、謝るのは逃げ道をつくって向き合わ無いだけだ」という。
「謝ったけど、伝わらなかった」と言えるから。
チョンジにもらった毛糸をミソにあげるファヨン。
クラスに居場所がなく、帰るファヨン。
チョンジは、クラスで編み物をしていた。
ミラが「編んでるだけ」と言ったチョンジに話しかけた。
編んだ毛糸をほどく。
教室から出て、校舎の裏に出て、
そこで2人で編み物をしている。
楽しそうに笑う2人。
ミラの父親が、ヒョンスクを口説いているところに出くわすミラ。
チョンジのお母さん、と呼んでいた。
ミラはチョンジにその鬱憤をぶつけた。
赤い毛糸を探しているマンジ。
ミラの父親が、ヒョンスクの家まで来る。
サンバクが、一発お見舞いするが喧嘩になりそうに。
マンジが、「ミランお父さん、娘の心配しなさいよ!それにおじさんが、新しいお父さんなんて嫌よ」と一喝して追い払う。
ミランとミラを家に呼ぶ。
ミラはヒョンスクをいい人だと言って泣く。
チョンジがファヨンにあげた毛糸から、手紙がでてくる。
ミラにも毛糸を渡していた。
ミラに詰め寄るマンジに、ミランはミラを責めないでという。
ヒョンスクは、ファヨンのところへ。
ファヨンは、自分の親の店の器を盗み、遠くに捨てている。
店が潰れたら引っ越せると。
「私になんで?」というファヨン。
私もチョンジに会いたい、チョンジが恋しいと泣く。
マンジは、チョンジの手紙をファヨンに渡す。
「それでも、許していくわ。
私はいくけど、あなたは残るから。
あなたがつらいめにあわないように。」
マンジは、ファヨンが自殺しないように守るという。
チョンジのせいで死んだと言わせないように守るのよ、と。
チョンジが母に残した手紙。
「先にいってごめんなさい。
くよくよせず、元気に過ごして。
でないと、私が悲しいから。
愛してるよ、お母さん。」
マンジは夢の中でチョンジが、死ぬ前に止められる夢を見る。
母と腕を組んで帰る道。
私のかわいい妹。
遠くに行っても忘れない。
図書館の「うつを克服する」の本の後ろ。
赤い毛糸がある。
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いじめっ子の親と直接話すところとか、ミラン、ミラ姉妹とのシーンは胸に迫った。
チョンジが死ぬ前に気づけなかったことが、残念でならない。