誰よりも純粋で優しい妹が自殺した。家族には何も言わず突然に…。
韓国発の感動ヒューマンドラマです(;>_<;)
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遺書も残さずに自らの命を絶ったJC妹。JK姉が自殺の真相を調べていくと、衝撃の事実が!?(゜ロ゜;
韓国映画で「いじめ自殺」ネタ…これは相当ひどいことになるな…と予想して観たら、感動してしまいました(;つД`)
一応、JCのいじめ描写はありますが、やや仲間はずれにしたり、いじわるしたりする描写はある。
でも、そんな鬼畜いじめ描写はなし。
「リリィシュシュ…」「学校の悪魔」「父の秘密」などの壮絶映画に比べれば「別に死ななくても…」と思えるくらいです。
しかし、秘密が( ;∀;)
こちら二時間近い尺で、エグい描写もショッキングシーンもなく、残された家族、いじめてた側の家族二組、コミックリリーフのロン毛公務員浪人の群像劇風ドラマで進んで行きます。
ちなみに、主演の姉役演じた「グエムル」の子役コ・アソンはそんなかわいくなってなかった。名演ですが(*^^*)
逆に「チェイサー」の子役キム・ユジョンはいじめっこ役ながら、ずいぶんかわいく成長したものです(*/ω\*)
重い話設定ですが、笑いもところどころ取り入れ、軽いタッチで流れます。
よって、人によっては、なかなか進まない話に飽きるでしょう(;´∀`)
わたしも「この無駄っぽいエピソードの数々はなんなのだ?」と思ったほど。
しかし!
1時間を過ぎる辺りから、一気に広げに広がった伏線や登場人物たちが、毛糸に手繰られるように一本の線で繋がってきます(゜ロ゜;
これが赤い毛糸の意味か!?
赤い毛糸は、妹が自殺に使った首吊り用具だけでなく、「映画最重要アイテム」だったのです(;つД`)
そして、実は5ヶ所に分けて隠されていた妹の手紙( ;∀;)
手紙探しパートからミステリー要素も含んで来るため俄然おもしろくなります(;゜゜)
1つ1つ見つかる度に、葛藤と感動ドラマが生まれます(;つД`)
そして、4枚の手紙は宛名の4人の元へ…
いじめ極悪ド鬱映画かと思ったら、なんですか?この感動展開は(;つД`)
そして、最後の手紙だけ見つからず、ラストシーンへ。
5枚目の手紙の場所がわかるラストショットを最初観たときは、ポカーンとなって?状態でしたが、エンドロールが始まると…
あれ?目からなにかしょっぱいものが流れてきたぞ。
なんでだ?なんか止まらないぞ(。´Д⊂)エーン
号泣じゃないんですが、知らず知らず自然と涙が溢れてくる展開。
「永遠の子どもたち」を見終わった感覚に似ている(;゜゜)
ストーリーに派手さもなく、淡々と二時間流れていくんで、あまり人にはお勧めしにくい映画です。
しかし、
5枚目の手紙の隠し場所とは?
誰に宛てたものなのか?
その内容とは?(゜ロ゜;
亡くなった、あまりに優しすぎるJCの残したミステリーの謎が解明したとき…
あなたの目から、生温かい何かがこぼれ落ちるでしょう。
↑精液じゃないよ