東京キネマ

恋するブロンド・キャスターの東京キネマのレビュー・感想・評価

4.0
日本でも遥か昔、週末になると女の子はあんなボディコンを着てクラブに行っていた時代がありましたが、あの衣装、勘違いして海外で着ようもんならフッカー扱いです。どこに行こうが蛇蝎のように嫌われる。なかなか日本人には理解し難い状況なんですが、海外では当たり前。だから、エリザベス・バンクスの視点は日本人の感覚で見ると分かり易いのです。

しかし、まあ、バス代の1ドル50セントも恵んでもらえないとはアメリカは厳しい。だから、これ、日本じゃコメディにならんよね。貰ったコカインをヤクの売人に買ってもらおうと思って聞くと「お前、ハンバーガーをマクドナルドに売りに行くか?』には大笑い。ニュース・キャスターとは言え、フェイク・メディアのリベラルだろ?、が透けて見えるのでブラック・ユーモアにもなっている。最高に楽しめます。
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