タイトルからして、テレビ局での恋愛物語かと思うと全然違う。
ある一日の逃走劇とでもいうか。
出先で携帯も財布もない、という不安は現代人なら誰でも分かるだろう。
ありえない話じゃないだけに、こんなことになったら嫌だよなあという共感はある。
歩いて帰れる距離じゃないし、明日は仕事だし、 道で会う人は誰も助けてくれないし、電話をかけようにも番号が思い出せない。
心配性の人にはお薦めしない。それまでのハラハラが全て解消される程の爽快ハッピーエンドというわけでもない。
She is a good girl. という台詞が何度かあって、チャンのこともあったばかりなのに、これではメーガンも落とされるのではという布石がある。
しかし、見た目のせいでトラブルが連発した、これからは正直に生きる、という結論はややこじつけに感じた。
