たかが世界の終わり。
この邦題をつけた人に敬意。
嫁に出た私、
家を継いで人のいい夫と同居した姉妹、
たまに帰ると笑っておしゃれしてて歓待してた母。
笑っていても不機嫌さが垣間見えた姉妹。
空気を…
キャストの顔の表情が台詞には現れぬ心情を表しそれを読み味わうドラマ。深くは触れられぬ家族の過去の経緯、その細部まで窺わせる巧みな脚本と演出が堪能できる秀作。小説の様で文章では味わえぬ映画らしい映像…
>>続きを読むこの映画を観だして、はじめに思ったのは、私はグザヴィエドランの映画を観た時、なんてこの人は繊細で、人の細かな感情を映し出すのが上手なんだって思ったことを思い出しました。
本作品は少しの瞬きも許されな…
日曜日の回想シーン、音が鳴り出す瞬間がとっても好き。
会話しているようで全然会話してない人たちで、唯一奥さんとだけ会話していた。
まったくわけわからん宇宙人みたいだけど、この人たちと自分の血は繋がっ…
"辞めます"って告白する時の空気感とシンクロした。
音楽は相変わらずの演出上手。blinkのI MISS YOUが懐かしい。
確かに、若いうちにもっと狂気的なネタを突き詰めて欲しいな。
台詞を伴わない呼吸や目線の揺らぎをクローズアップで切り取ることで、緊迫した場面の緊張感が伝わってきて、とても引き込まれる。
相変わらず音楽の使いどころも、選曲もピカイチで、もうセンスがハンパないとい…
100の家族があれば、100の家族の形がある。
突き詰めれば「自分が所属する最も身近なコミュニティ」というだけで、それが必ずしもまとまりのある綺麗なものではないことは、当の本人たちが一番よくわかって…
映像、音楽、演出が最高
色の使い方もピントのもって行き方も素晴らしい
登場人物達の表情の演技がその映像によく栄える
ほとばしる汗、煙を吐く表情、とにかく凄い
この何とも言えない、すごい映画見てしまっ…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual