「愛が終わることに比べたら、たかが世界の終わりなんて」
このコピーが大げさでないと思える位の傑作だと思う。カンヌでグランプリ獲ったのも頷ける。
グザヴィエ・ドランが名監督の域に到達したのはもう疑いな…
このレビューはネタバレを含みます
誰の世界が終わったんだろう。。
ゲイとか死とか
その辺の描写はほとんどなくて、かといって触れないことでそこを浮き立たせているというわけでもない。
まあそういうのは些末なことで、大きなテーマは「家…
家族間のコミュニケーション不全という説明もたしかに頷けます。
家族間の調和が正しき方へ運ばれようとすると崩れ、崩さられた調和への躯を再度積み直そうとする水面下での奮闘。結局それぞれの意図は絡み合う…
ひたすら続く不毛な言い争い、その隙間に生まれるやるせない沈黙が何よりも多くを語る。
受け入れる準備も入り込む準備も足りない家族の心の溝は相当に深かったし、いったいこの家族に何があったんだよ〜な気持…
例え家族であっても、所詮他人同士であるし、互いを理解し合うのは難しい。ある見方をすれば、容易く縁を切ったり見放したりはできないぶん、赤の他人よりも厄介な関係性といえる。家族とは一種の呪いに近いもので…
>>続きを読む1番お兄ちゃんに共感できるなぁ
お兄ちゃんの不器用さがたまらなく人間味があって…😭
家族だから何があっても大丈夫みたいな家族あったかストーリーとは違うテイストで良かった
人の価値観が違うように、家…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual