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たかが世界の終わりのno58のレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.3
こじらせた家族、愛。。
ドランの作風に違わず、今回もそんな感じですが、話はぎゅっとコンパクトになり、1日の話に。

ちょっと前に観て細かい内容忘れたのでもう一回観ましたが、やっぱり色彩感覚がすんばらしいです。
音楽も相変わらずよかった!
空の青をこんなに綺麗に撮れるのはドランだけじゃないかなーなんて。

個人的にMommyがドラン作品の中でベストなので、正直ちょっと物足りない感もあります。完全に家の中と車の中で完結しますし。
登場人物も家族オンリー。
会話劇が主。
ですが、今までより、多くを語らない作風と余計なものを削ぎ落とした余白のある構成に、あれはこういう意味だーとか、いろいろと探りたくなっちゃいます。

とにかくマリオン・コティヤールがめっちゃ可愛い♡

たかが世界の終わりというタイトルが好きだなぁ。
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