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たかが世界の終わりのKKのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
3.9
一つだけ言えること
「こんな映画見たことない」


正直言うと、細かい人間関係や登場人物の心情など、捉えきれない部分もあった。その上で、圧倒的表現力によって目が離せなくなる。


離れていた家族間の微妙な距離感。
お互いに思っていることを隠しながら、それでも少しずつ近づいていく。

相手の気持ちを分かろうとしても、離れていく。それぞれの思いが交錯し合う。

しかし、本当に伝えたいことは伝わらない。

ラストの 夕日と重なるシーンは本当に凄かった。俳優の演技もさることながら、ドランの才能の大きさに驚愕する。

あのシーンは本当に凄かった。


真実を伝えたいだけなのに、伝えられないもどかしさ。
あと一言頑張れよ😭
KK

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