もの凄く不遜な言い方をするならば、ドランは本作でも例によって描かれている「家族関係における葛藤」をある意味で直接的に描くことから離れた時に、映画作家としての次のステージに到達するんじゃないか(到達す…
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リアルな点はいいと思う。
結局は家族でも自分以外は他人だし、分かり合えない部分が存在し、時間が生んだ取り返しのつかない事はどーやっても元に戻すことは出来ないのかもしれない。最後の鳥の描写はそういうこ…
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終わりは必ず訪れる
それぞれが思うルイへの思いや感情の弾丸を彼はただ受け止め続ける
これが自分の家族なんだとわかっているのか、自分の贖罪としてなのか
彼を知らないけど純真無垢の目で彼を見るカトリーヌ…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual