ゆいはん

暗殺教室 卒業編のゆいはんのレビュー・感想・評価

暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)
3.5
突如として、椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラスである3年E組の担任になったタコ型の謎の生物。来年の3月には地球を破壊する宣言をし、3年E組は政府から謎の生物の暗殺を依頼され、その期限は残り半年となった。

今回のテーマは、茅野カエデ、殺せんせーの過去、卒業。特に殺せんせーの過去からすべてが展開されているため、物語の描きかたも前作より濃厚に感じた。映画でも殺せんせーの過去にしっかり時間を取っていたのがすごくよくて、作品により引き込まれる。前作分がしっかりとこの作品に活かされている。

殺せんせーの最後も、原作者の意向により原作と同じようにしたというのもすごくよかった。最後のシーンでの殺せんせーの言葉が、3年E組とのすべてを物語っている気がする。
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