【第65回ベルリン映画祭 監督賞】
金熊賞を受賞した『アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ』の公開が控えるルーマニアのラドゥ・ジュテ監督作品。タイトルの「アーフェリム!」は序盤に司祭が言う「…
『アンラッキーセックス〜』が公開されるラドゥ・ジュデ監督の代表作。ルーマニアにおける差別の歴史を保安官親子の旅を通じて描く。差別に対する個人の無力感と現代まで続く問題意識。
奴隷市場の描写等の生々し…
舞台は1853年、差別の歴史を描いてはいるが今の社会もそう変わらんでしょ?という皮肉を感じる。
地主に奴隷を送り返すため共に行動するうち情が移り、差別を克服するための小さな一歩を踏み出そうとするもの…
傑作。ファーストカットから『皆殺しの天使』を連想したが、まさにブニュエル的思考の映画だった。他に近い映画で言うと、意外と『スターシップ・トゥルーパーズ』なんかだろうか。
たまに低予算映画で用いられる…
なんじゃこの見終わった後のもやっと感は。
父が息子に世界なんてこんなもんさ的な厳しさを教える話なのか。
ポクポクと馬に乗った父と息子のロードムービー。
酷いことするし、たまにちょっと優しさみせるけ…
容赦ない差別をあっけらかんと描いてて、笑えて怖い。
ジャームッシュぽさもあるオフビートな珍道中。男性なら目を塞ぎたくなるラストの暴力!
主人公達が割とクソなのに、あっという間にそれを超える権力者のク…
強者が弱者を平然と食い物にして、慈悲や情けなどなんの役にも立たない。差別や虐待、加害者と被害者、この世の理不尽さは生まれ落ちたときから決まっていて、神に祈ろうが正しさを説こうが世界は変わらない。人間…
>>続きを読む【暴言で麻痺した世界にて】
第65回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞した『アーフェリム!』がJAIHOにて配 信された。『アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ』により日本でも注…