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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオスのTAKAのレビュー・感想・評価

4.2
2018-136-121-015
2018.8.6 TCシャンテ Scr.2

・ブエナビスタソシアルクラブ
・ドキュメンタリーとしての価値。寂しさ。
・まったね~♪(©️ふろん太、川崎フロンターレ)

ブエナビスタソシアルクラブ正統続編。
そりゃあ観に行くさっ♪(* ̄∇ ̄)ノ♪

前作を鑑賞した頃は、感動して暫くCDヘビーローテしまくってました。(^_^)

ライ・クーダー(ギタリストね(^_^))が、世界から忘れ去られたキューバのミュージシャンを探しに行くドキュメンタリー形式の物語。

アメリカのソウルやファンキーミュージックからカリブ海を経て南米音楽も好きになってましたので、キューバの音楽にも自然に馴染みました。(^_^)

穏やかな橫ノリのジャジーなダンス・ミュージック・・・そんな風な感じ。
その頃キューバ音楽流行ってたんすよ。
村上龍さんがやたらキューバ音楽を推してた頃かな。

音楽が素晴らしい!( ̄▽ ̄)b!
でも何よりもこの作品が心に残ったのは・・・
主役の1人、イブラヒム・フェレールの前向きさ。

彼は歌手を止めて、靴磨き等で糊口を凌いでいたそうです。
70歳を過ぎた彼がブエナビスタソシアルクラブのメンバーに選ばれて脚光を浴びました。クライマックスはNYカーネギーホールでのコンサートです。

準備の合間、彼は長年憧れていたNYで、夜の散歩に出ます。

「ずっと憧れてた。素晴らしい。
英語は出来ないけどじきに覚えるだろ。
そしたら困らない(←もっと楽しいさ・俺の意訳です(^_^))」

70歳を過ぎた老人が、さらっと
英語を覚えようって。

この前向きさにすっかり感激してしまったのです。(//∇//)
まぁ、当時は想像も出来ないくらい先の話だと思ってましたしね・・・
若かったよね。フッ( ̄▽ ̄)
(笑)

・・・
あ、アディオスのレビューだった?
!!(゜ロ゜ノ)ノ
なんつって(笑)f(^_^;

さてやっと本作( ̄▽ ̄)b!(笑)

時折過去を差し挟みながら、カーネギーホールでのコンサート出演メンバーのその後を描く本作。
カストロの死、オバマ大統領(当時)のキューバ訪問等の歴史的イベントともクロスオーバーして描かれていく。

人生の最終盤に再び輝いたミュージシャン達。
人生と音楽、思い出を語る彼等。
演奏はやはり素敵で、
そしてやはり懐かしい再会でした(^_^)

正直言って、
前作ほどのドキドキや新鮮さには幾分欠けるけれども、
ドキュメンタリーとしては価値あるなと(^_^)

ただやはり、終盤は寂しかったよ・・・

死の4日前までステージに立っていたイブラヒム。
足腰が弱って、それでもステージに立ち続けるオマーラ。逝ってしまった盟友達の為に、彼等の魂を引き継ぐが如く。

。・゜゜(ノД`)

そういったものが描かれる、
ある意味お葬式みたいな作品だったかも。

でも出会えて良かった(^_^)
素敵な音楽をありがとう。
朗らかに前向きに生きる尊さを教えてくれてありがとう。

フワッホー♪(* ̄∇ ̄)ノ♪
まったね~♪(©️ふろん太、川崎フロンターレ)
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