もっち

ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパのもっちのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

感想

ポケモンは、内容は覚えていませんが、ラティオスやラティアスが主役の映画と、ジラーチが主役の映画は見た記憶があります。
今作は藤原竜也さんが、フーパと共に過ごす青年バルザの声優をしていることを知り、見てみました。
トレーナーとポケモンは信頼関係あってこそバトルに挑めるものだと思っていたので、フーパのリングから召喚した即席のバディ(しかも伝説のポケモン)に守ってもらうなんて、なんでそんな事が出来るのかという疑問はありましたが、途中からそんなことはどうでも良くなりました。やっぱり伝説のポケモンはかっこいいですね。
全体を通して伝説のポケモンだらけで、圧巻です。きっと小さい子は大喜びだろうなと思います。
小さいフォルムのフーパの「ビックリした?」という口癖とか、ドーナッツが好きなところとか、無邪気な感じが可愛いです。
そしてサトシと一緒に旅をしている女の子と、博士みたいな少年と、その妹っぽい子の名前が分からないまま終了してしまった…。
そういえばいつの間にタケシは居なくなったんだろう?結構好きだったんだけどなぁ。
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内容(自分の振り返り用にストーリーをほぼ全部書いているものです)

サトシたちは砂漠のポケモンセンターで休憩していた。サトシと共に旅するセレナは、みんなの為にドーナッツをふるまう。ドーナッツをみんなで食べながら、近くのデセルシティに、幻のポケモンにまつわる建物「デセルタワー」があるので、みんなで行こうという話になる。
みんなでドーナッツを食べていると、突然現れたリングの中から手が伸びてきて、ドーナッツを盗まれてしまう。サトシとピカチュウはリングの中まで追いかけると、別の場所に辿り着き、そこでフーパというポケモンと出会う。
そこはデセルシティが一望できる場所だった。フーパは人懐っこく、すぐにサトシやピカチュウと仲良くなる。フーパはリングから色々なものを取り出して見せ、「ビックリした?」とニコニコする。リングにはフーパ以外の人や物であれば行き来することが出来るという特性がある。
フーパのお世話をしているメアリを交えて談笑していると、様子のおかしな男性が現れる。メアリは「兄さま!いましめのツボ、見つけたのですね!」と問いかけるも、その質問には答えず、持っていた いましめのツボの蓋を開く。ツボが開くと黒い物体が現れ、フーパに入り込んでしまう。そしてフーパは巨大化し、凶暴になってしまう。フーパの姿が変貌してしまった代わりに、メアリが兄さまと呼ぶ男性が意識を取り戻す。彼の名はバルザ。
フーパが巨大化し、辺りを破壊し始める様子を見ていたロケット団は、"ポケモン巨大化パワーアップ装置"なんだと勘違いし、手に入れようと目論む。
サトシとピカチュウが、凶暴化したフーパに応戦している間に、バルザはもう一度ツボの蓋を開き、フーパに入り込んだ黒い物体を閉じ込めた。
黒い物体を閉じ込めた状態のツボに触れると、心を奪われ操られるため、サトシの旅仲間であるシトロンの開発装置を使い、触らずに持ち運びすることになった。
サトシ「かがくのちからってすげー!」
フーパはツボを見て、「フーパ、消えてしまう…」と怖がる。衰弱しきったフーパを見て、サトシは街にあるポケモンセンターに連れていこうと提案するが、バルザやメアリは、フーパを街に連れていき、フーパがまた暴れたら100年前と同じことになると危惧する。
100年前、フーパはリングを使ってデセルシティに突如現れ、売っていた食べ物をつまんで食べてしまう。住民は怒って「お金を払え!」と言うと、フーパはリングから大量にお金を出し、住民たちから崇められるようになる。
やがて住民は、フーパに対し「他のポケモンと戦ったら、体も大きいし勝てそうだよな」と言うと、その気になったフーパはポケモン勝負で次々とポケモンを倒していく。
ついには住民に力を見せつけるため、自らリングを使って伝説のポケモンを沢山呼び出して倒し、街で暴れてしまう。
暴れていたフーパを、バルザたちのひいおじいさんが いましめのツボを使い、封印したという過去がある。
その後フーパはバルザたちの生まれ故郷であるアルケーの谷というところで暮らすことになり、バルザやメアリたちと兄弟のように過ごした。フーパは自分を大事にしてくれる ひいおじいさんやバルザたちが大好きだった。
そんな過去があるため、バルザたちは いましめのツボはアルケーの谷に戻そうと思っていると、気球に乗ったロケット団が現れる。ロケット団の一員であるニャースがツボに触れてしまい、ツボの蓋を開けてしまい、またしてもフーパが闇の力に飲み込まれそうになる。
バルザとメアリが身につけている、アルセウスの飾りに似た首飾りの力を使い、フーパを何とか助けることが出来る。
しかし、ニャースが気球から壺を落としてしまい、ツボが壊れてしまう。中からフーパが大きくなった時に似た姿のポケモンが現れる。これはフーパの影である。
フーパはリングからルギアを召喚し、フーパの影と戦わせる。
ツボが割れてしまったため、フーパの影を封印することが出来なくなってしまう。
バルザは、デセルタワーに向かおうと言う。デセルタワーは、バルザたちの ひいおじいさんが、いましめのツボを作った場所である。壊れた時の破片などを使い、デセルタワーでツボを作り直すことになる。
フーパはリングでみんなをデセルタワーに繋ぐが、フーパはリングを通れない。サトシはフーパを1人には出来ないと思い、フーパを守るため一緒に行動する。一緒にフーパの影から逃げながら、サトシは「フーパの影も、元はフーパなんだろ?自分同士で喧嘩してるみたいだ。」と話し、「フーパならフーパの影と仲良くなれるさ。」と言う。その間にも、何度もフーパの影に襲われることになる。
フーパの影から逃げるため、サトシはフーパにとびきり速いポケモンを出して欲しいとお願いする。フーパはラティオスやラティアス、レックウザを召喚する。フーパの影もそれに対抗し、伝説のポケモンを沢山召喚する。
迎撃しながらも逃げ続け、ラティオス・ラティアス・レックウザはメガシンカを果たし、さらに強くなる。
バルザたちの力で、いましめのツボが完成しそうというところで、フーパの影はデセルタワーからツボの力を感じ取り、封印されることを阻止するためにデセルタワーを攻撃しようとする。レックウザのたつまきで敵の攻撃を跳ね返すなど、激しい攻防が繰り広げられる。
そんな中、バルザたちはいましめのツボを完成させ、フーパの影を封印することに成功する。封印の衝撃で飛んできたツボをサトシがキャッチすると、サトシにフーパの影が乗り移ってしまう。フーパは、サトシが言ったことを思い出し、サトシと、サトシに乗り移った影にフーパの記憶を注いでいた。元は同じフーパ。影は消滅し、サトシも我に返りフーパたちは安心していた。
しかし、デセルタワーは突如として時空の歪みに覆われてしまう。バルザによると、伝説のポケモンを無理に沢山呼んだ影響で時空の歪みが発生した、とのこと。
デセルタワーには街での戦いから避難してきた人達も大勢いる。
フーパは いましめのツボの力を使い、大きくなる。リングを使い、中に閉じ込められた人たちを脱出させる。
しかし、フーパは「いましめ」の意味を理解できない限り、リングを抜けられない。
サトシは、「自分を信じればリングを通ることが出来る。がんばれフーパ!」と声をかける。
フーパは「消えたくない。みんなと一緒にいる!」と叫び、リングを無事にこえられる。全員がデセルタワーを囲む時空の歪みから脱出できたのである。
フーパの影による催眠がとけた伝説のポケモンたちは、鳴き声をあげ、自分たちのいるべき場所に帰る。サトシはフーパに「伝説のポケモンたちはなんて言ってるんだ?」と聞くと、「ビックリした!って言ってる!」と笑顔で答えたのだった。
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