ばんび

500ページの夢の束のばんびのネタバレレビュー・内容・結末

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ウェンディの頑張りに拍手‼️

自閉症の少女が外の世界へ飛び出す姿がとても力強く、美しく描かれていた。

周りにいるあたたかい人たちと、外の世界で出会う冷たい人たち。
ウェンディの苦労や葛藤もすごく頷けて、すごく胸が苦しくなるシーンもたくさんあった。
自分のお世話は自分でする、そうやってウェンディは頑張っていたけれど、その頑張りにすごく感動したし、そんなに思い詰めないで…と苦しくなった。

というか、主演のダコタ・ファニングの演技がすごすぎた!
本当に、ウェンディという人の人生を垣間見た気がして、すごくドキドキした!

最後の方で、お姉さんが誰かに読んでもらえるねって言ったとき、ウェンディが言った、読んでほしいのはあなただよって。すごくグッときたし、だからこそラストの宇宙でのシーンが意味のあるものに感じられた。

赤ちゃんを抱っこできないって言っていたウェンディが、最後、ルビーを抱っこしていた。それだけでぁあ成長したんだなぁあってグッときた😭

勇気をもらえる素敵なお話だった!
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