Shinta3

500ページの夢の束のShinta3のネタバレレビュー・内容・結末

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

心にじんわり染みる作品だった。
時に見せる主人公の行動に独特のユーモアがにじみ出る。L.A.までの道中は子連れのカップルに金とiPodを盗まれたり、スーパーでは不当なぼったくりにもあいそうになり、良い人ばかりじゃ無いし、乗せてもらったバスは事故を起こすしで、すんなり行かないエピソードにリアリティがある。それでもめげない姿は、自分を自らが描いた脚本の主人公に自身を重ね合わせ、前へ進めと鼓舞する姿に気持ちが熱くなる。警官の神対応に拍手!本作はアメリカ人のスタートレックの深い愛を感じファンではない事を少し残念に思ったが、そうでないにしても十分に楽しめた。自分が監督だったらラストシーンの3ショットはもうちょっと長めに撮るんだけどな〜
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