KIWIE4BEING7

500ページの夢の束のKIWIE4BEING7のレビュー・感想・評価

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
3.7
原題Please Stand By
スタートレックが大好きな21歳の女の子の話。
自閉症で時に感情のコントロールができなくなってしまうが、夢に向かって挫けず邁進する姿に勇気づけられた。
「I am Sam」で自閉症の父親を持つ子ども役を演じて一世を風靡したダコタ・ファニングが、今度は自閉症を持つ女の子の役を自ら演じている点が感慨深い。
この映画でStar Trekのスポックが半分人間、半分宇宙人で感情コントロールに苦しむキャラクターだと説明されていて、今更ながら彼がなぜBig bang TheoryのSheldonのアイドル的存在だったのかがわかった。
彼はこの世の中のいわゆる「基準」に上手く馴染めない人たちの声を代弁してくれていたんだと。アジア系の女優さんをみてアジア人の子供たちが私みたいな人!と思うように、スポックもRepresentationであったんだと気付いた。

スタートレックは見よう見ようと思いながらも今まで後回しにしてしまっていたが、この映画を見たことで見る映画リスト優先順位1位に急上昇!