ほそまゆ

500ページの夢の束のほそまゆのレビュー・感想・評価

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
3.9
観始めてから気づいたが、
アイアムサムでは知的障害の父親を持つ聡明な女の子役だったのに、あれから約20年経ってダコタ・ファニングが自閉症の役を演じてる。なんとも感慨深い…(わたしだけ?)

主人公はスター・トレックの大ファン、オリジナル脚本を書きコンペに提出する話。

ダコタ・ファニングが劇中ほとんど笑わない、人と話すときも目を合わさない、
でも純朴な性格が滲み出てて、演技も話の作りもすごくいいなあと感じた。

トニー・コレットも役のキャラがそのまんま映し出されてて、役柄のせいもあるが安心感があった。

最後のシーン、すごくいい終わり方。一週間の仕事終わりになんとなーくすっきりできた映画でした。感謝!

邦題に対して原題は
Please Stand By
と知って、心がきゅっとなる。

閉塞感の中で生きてる人はどれだけいるだろうか。
ほそまゆ

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