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劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャーのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.7
「レインボーブリッジ、、、封鎖完了!」
良いね、テレ朝。フジテレビを敵に回す気かな。

それにしても、ここで出てくるのか。新田真剣佑。若々しく、でも親父譲りで輪郭がはっきりしてて芯が太い感じ。

フレッシュな竹内涼真と新田真剣佑が同じ画面にいるのが、なんかすごい貴重な気がする。

仮面ライダーの劇場版という本筋のTVドラマから飛び出た単発のこの映画でこの迫真の演技の新田真剣佑。彼、シンプルにすごいと思う。

未来からやってきた仮面ライダードライブの竹内涼真の“息子”を名乗る青年が新田真剣佑。

未来からやってきたという彼が過去の父親に接触してきたのは、未来がドライブのベルトの暴走によって悪に支配されている、と。

そのベルトの暴走が始まる前にこのベルトに手を入れて改造すれば、未来を変えられる、、、。

そう信じてやってきたはずだが、同時にそうはさせまいと未来から追っ手もやってくる、それが“ダークドライブ”。

現在の“ドライブ”vs未来の“ダークドライブ”。
未来の命運と“ベルトさん”の暴走を賭けた戦いが始まる。

先日観た『ゴースト&ドライブ』が後でこっちが先だったか。

竹内涼真が未来からやってきた息子という事態に困惑する姿に違和感を覚えてた。
が、こっちが先だからまだそういう時間軸の展開に戸惑い、次の『ゴースト&ドライブ』では妙に落ち着いていたのか、納得。

しかし、そんなことでワタワタしているうちに、“ベルトさん”の暴走の予兆が顕在化してくる。
もはや相棒である“ベルトさん”を自ら破壊するほか道はないのか、、、。

“ドライブ”はTVシリーズを観れてないが、この竹内涼真と“ベルトさん”との絆がとても印象的。

その絆が破壊され、“ドライブ”が犯人に仕立て上げられ、全てを背負わされて、消される。

彼らが信じるモノやこれまで築いてきたモノが試されるようなシナリオのストーリー、なかなかまた見応えがある。面白かった。

未来でこれから起きようとしていることを思い、どんな窮地に追いやられようとも絶対に諦めずに這い上がる。

スマートな姿とは裏腹に、泥臭く、這いつくばりながらでも1人でも必死に手繰り寄せうとする姿。
そして、そんな彼を思い、どれだけ疑われようとも立ち向かいボロボロになる彼に手を貸す仲間たちとの友情と、、、。

と真剣に、となると必ずやってくる片岡鶴太郎のコミカルさ。
今回のそのボケの受け手は柳沢慎吾。
特撮要因としてすっかり板についている彼が片岡鶴太郎を料理できるか、、、いや、できない。

『ゴースト&ドライブ』の片岡鶴太郎&竹中直人のカオスになるよりはマシ、か。

コメディ要素はともかく、ドライブなりのヒロイズムや、彼が背負うモノ、戦う姿勢、そして、“ベルトさん”や周りとの絆。

今回立ち向かう相手との人間ドラマ含め、劇場版として、劇場版だけでも見た目も内容もとても楽しめる作品だった。

黒い“ドライブ”、カッコいいな、おい。
赤系もいいけど、歴代のライダー、クウガしかり、黒のパワーアップフォーム、往々にしてカッコいい。

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