安堵霊タラコフスキー

それでも僕は帰る シリア 若者たちが求め続けたふるさとの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

3.5
誤解を恐れずあえて言わせてもらうと、こういう批判しづらい映画ってのは困ってしまう

できればどんな映画でも映像表現に注目したいって気持ちがあるのだけど、この映画みたいな紛争地帯で懸命に生きる人々を映したものを上記の観点で評価したときに冷淡だとか思われそうだし、かと言ってそういう社会性とか人道主義の観点だけで手放しに称賛するのも違うと思うし、とはいえ映画で映された人物らの生き様を無下にもできないし、ってな具合にどう扱っていいのかわからないから実に厄介

だから若干心苦しくも単純に映像の好みで評価させてもらうと……嫌いじゃないし悪くもないけど好きでもない