Keito

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のKeitoのレビュー・感想・評価

3.4
猿と人間の戦いに終止符が打たれる。

俺がいなくてもエイプは強い。

人間がお前を作ったんだ...。

「猿の惑星」リブート シリーズ最終章。


いよいよ猿と人間の長きに渡る戦争も今作で終わりだと思うと少し寂しいですが、今年の夏に新作が公開されるので楽しみです!

さて前2作と比べて今作は全編にわたって陰湿な雰囲気が漂っています。
人間側との絆や助け合いの要素がほぼゼロなので、見ていて、苦しいですが、シーザーのリーダーとしての風格と仲間を思いやる優しさが際立って表現されていたので、シーザーサーガーに位置されるこのシリーズの最終章として素晴らしかったです。

映画情報

名作SF映画「猿の惑星」をリブートした「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」に続くシリーズ第3弾。高度な知能を得た猿と人類が全面戦争に突入してから2年。猿たちを率いるシーザーは森の奥深くの砦に身を潜めていたが、ある晩、人間たちの奇襲を受けて妻と長男の命を奪われてしまう。敵の冷酷非道なリーダー、大佐への復讐を誓ったシーザーは仲間たちを新しい隠れ場所へ向かわせ、自らは3匹の仲間を連れて大佐を倒す旅に出る。道中で出会った口のきけない人間の少女ノバや動物園出身のチンパンジー、バッド・エイプも加わり、一行はついに大佐のいる人間たちの基地にたどり着くが……。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのゴラム役で知られるアンディー・サーキスが前2作に続いて猿のシーザー役をパフォーマンスキャプチャーで演じる。大佐役は「ハンガー・ゲーム」シリーズのウッディ・ハレルソン。第2作に続き「クローバーフィールド HAKAISHA」のマット・リーブスが監督を務める。
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