母ちゃん

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)の母ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

猿vs人間

仲間の裏切りにより妻と息子を失ったシーザー。仲間達を新たな永住の地へと向かわせ自分は復讐の旅へと出る。

人間への情けをかけてきたシーザーだったが復讐の鬼となる。

途中で話す事の出来ない子供を助け大佐のいる場所へ向かう。

だが大佐に仲間が捕まって奴隷の様に働かされてるのを見、自分も捕まってしまう。

大佐は大きな壁を猿達に作らせていた。
北から他の人間が攻めて来るから。

どうにか逃げ出した猿達。
シーザーは大佐の元へ復讐を果たす為に行くがなんと大佐は変異したウイルスにより話せなくなっていた。殺してくれと頼む大佐をシーザーは拒み大佐は自ら拳銃を握った。

人間vs人間

勝ち残った人間も雪崩に巻き込まれ全滅した。

シーザー達は新たな永住の地へ辿り着いたがシーザーは戦いによる傷で静かに息を引き取った。


長きに渡りあんなに人間と争っていたのにシーザーが人間を殺すシーンは一度もなかった。そのシーザーが今作で初めて人間を殺したのだ。それ程にシーザーが人間を憎んでいるのが伝わった。

変異したウイルスに罹ると話せなくなる。
人間にとっては退化すると言う事。
猿は進化し、人間は退化する。
なんて皮肉なんだ。

シーザーは若き兵士を一度助けた。
だがその兵士はシーザーをボーガンで撃った。その傷によりシーザーは死んだ。
人間には恩とかないのか。
なんて皮肉なんだ。

猿と戦い続けた人間。
猿を奴隷にしたら今度は人間同士で戦う。
これ程の皮肉はないな。
母ちゃん

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