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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のごはんのレビュー・感想・評価

4.5
リブート3作目!

よりシーザーに寄り添ったような内容だった気がする。
シーザーの自分達全体のためにと言う想いと、自分の憎しみとの葛藤を中心に人間側の事も描かれる。

初代作品で人類がなんで話せないのかも、一応理由が語られるので、とりあえずなるほどねと言った感じ。
世界線が繋がってるのかはわからないけど。

お互いそれぞれ生き残るために必死で、全体として見れば対立しているけど、個々ではお互いが必ずしも対立しているわけではないのが初代から変わらない集団での争いの難しいところであり、平和の希望の光だったりするんだろうなぁ。

本作から新たにノヴァのいう女の子とちょっとお茶目なバッドエイプが登場。

それぞれ活躍し、重要なキャラではあるのだけどバッドエイプのちょっと見てる人を笑わせにきてる感じが、このシリアスな展開の中だとなんだか浮いてみえてしまった。
良いキャラではあるんだけどね。

ノヴァのほうはとにかく美少女で、前作では子猿が人間と遊ぶシーンがあったと思うけど、本作ではノヴァの純粋な優しさからの行動が印象的。
優しさや無垢な気持ちがないと平和は難しいのかな…?

ラストはとりあえずひと段落と言った感じで、誰が勝ったでも負けたでもなく。
人も猿もお互い色々と失ったけどまだ生きてるそんな感じ。
バッドエンドでもハッピーエンドでもなく。

旧作から本リブート作品まで一通り見たけど、旧作も良いんだけどリブート作品の方が
迫力や映像の見やすさなんか含めとても楽しめる作品でした。



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