シーザーたちの最後の戦いへ。
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人類との戦いを経て、森の中で生息するエイプ(猿)たち。
武装化した人類はエイプを駆逐すべく出動していた。
そこで大切な家族を奪われたシーザーは、大佐と呼ばれるその男に復讐することを誓う。
棲家を捨て、エイプたちは安息の地を求めて移動するが、シーザーは大佐を追うために北へ進んでゆく。
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三部作、ここに完結。
今作は完全に猿たちに重きを置いたストーリーで物語のスケールが大きく感じられた。
猿も猿同士で争うことがあり、人間も人間同士で争う。それは個体差がある生命ゆえのさだめだ。
考え方が違えば争いは起こる。
皆、守りたいものはある。
割と説明が足りないと感じるところはあったけど、ラストの迫力は凄かった。なんのために生きるのか、自分は何をしたいのか。
しっかり終わったけど、間延びした展開だったと思ったかな。
モーリスが3作皆勤で、いいキャラだった。
ノバという女の子、病気のままだったけど、猿たちと暮らしていくのかな。
あと、一作目と二作目の関連がもう少し欲しいとは思った。どちらの主人公もまだ生きているのではと思ったが登場なしとは寂しいね。
まさしく猿の惑星でした。