しんご

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のしんごのレビュー・感想・評価

3.7
猿の惑星 創世記→新世紀→聖戦紀とリブート猿の惑星 三部作 最後の話
戦争の引き金となった「コバ」も消え人類は減り、エイプと人類の対立は悪化した所から始まる。
原題は War of the planet of the apes だったかな(間違ってたらすいません)
Rise→Dawnと続いてWar。原題としては普通なのですが邦題の聖戦紀と書いてグレートウォーと読ませるのが正直……。でした。劇中でも「これは聖戦だ」Holy warと読んでいました。邦題でHoly Warとしてしまったら確かにダサいとは思いますが個人的には嫌でした。
また、今回のシーザーは約120分未満の中で何回も心情に変化が訪れます。どういう場面でこうなるのか、気持ちは分かるけど本当にそれで良いのか?
自分達は人間、でも感情移入してしまうのはずっとエイプ達の方でした。人間なんて食物連鎖の下の方なのに武器を持って過信しているだけ。今、地球を支配しているだけであって自分達よりも強大な何かに支配されたら人間はどうなるのだろうか。その様な事が垣間見える作品だったのではないでしょうか
またラストはあやふやだったので原作五部作に続くのかと聞かれればあまり納得はいきません。
また、英語が苦手な人でもシーザーの英語は単語単語で言ってくれるのであーこういう意味ねはいはい
と分かりやすくなっている良心的作品でもあったと思います。
面白かったんですけど満足は出来ない
そんな作品でした
しんご

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