えりみ

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)のえりみのレビュー・感想・評価

4.5
2D字幕版で。
リブートシリーズ
Rise: 創世記、
Dawn: 新世紀
に続く3作目War: 聖戦記。
監督は2作目と同じで
前作から2年後のお話。
口回りの毛に白いものが目立ち始めたシーザーの物語がこれにて完結。
サルで泣くなんてどうかしてると毎度思うんやけど、
また今回も(´_`。)

「エイプはエイプを殺さない」
コバの亡霊に悩まされ、
奇しくもコバと同じ道を歩んでいるジレンマに苦しむシーザー。
戦争と復讐は違うとか
ヒトがサルに「感情的になるな!」と言ったりとか
人と猿のリーダー同士で
奥の深いやり取りしてた。

技術の進歩はどんどん進んでいるようで、
雪降る屋外でモーションキャプチャー行ったりしたらしい。
猿が馬を駆り銃を扱う姿も
三作目ともなると何の違和感もなし。

サンフランシスコからシエラネバダ山脈を越え砂漠を抜け東進し、
終の棲家を目指すお猿さんたち。
冬場のシーンがメインながら
森や滝裏洞窟、海に基地に雪崩と
ロケーションのバリエーションは3作中一番多かった。

ポスターや予告編で大きな役割を想像させる小さな女の子は、
いうほど活躍するわけでもなく
可愛いビジュアルの客寄せパンダ
(ほとんどモーリスと一緒におってシーザーにくっついたりしてないもん)。
オリジナルに出てくるキャラの由来となるネタはあるけど。

’68年のオリジナルに直結する終わり方ではないけど、
もうこれで終わりでええんちゃうかなぁ。。。
えりみ

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