このレビューはネタバレを含みます
テッテレ!テレッテー!
キルビルvol.1、近所のTSUTAYAで何者かにずーっと借りられていたのだが、こないだ覗いたら返却されていた。
ラッキーなんて思いながら、夕飯どきに観てたけど、ゲーッ!やっぱこんな映画食事中に観るもんじゃないな。スプラッター映画とか全然観ないんで、この程度の血飛沫でもうお腹いっぱいである。
しかし本作、"普通に"面白い。というのも、タランティーノ作品、特に私の好きな『デスプルーフ』や『ワンハリ』なんかは貯めに貯めたあと、爆発的な展開による面白さを感じるのだが、『キルビル』は全編通して見所が多く、タランティーノ特有の冗長さを全く感じない。チャンバラアクション作品として正統派な楽しみ方をすることができる。
アクションもすごくいい。グロいけど。ユマサーマンが『パルプフィクション』の時とは全然雰囲気違ってカッコいい。
また、タランティーノ作品の中で音楽センスは文句なしの1番だと思う。『パルプフィクション』のopなんかと一緒で、バラエティなんかで聞いたことあるキャッチーな曲が多い。opのバンバン…って曲が癖になる。
⭐️総評⭐️
全然ひねくれてない直球映画でビックリな一作だ。