このレビューはネタバレを含みます
メモ
・中盤まではシリアスな雰囲気に満ちているが、来日してからは作りが少しチープで娯楽映画そのもの。なんてったって、戦闘中にお尻ぺんぺんですもの。
まぁとにかくもうやりたい放題。これを撮ったタランティーノはさぞかし楽しかったんだろうなと推測。笑
・女性が刀で戦う画は初めて観た。映画史に限らず、そういう事例はあるのか?
・戦のライトモティーフとも言えるあの音楽ってクエンシー・ジョーンズの″Ironside″って曲なのか。
・ユア・サーマンが名乗るときにピーを入れる編集は面白い。
・画面を二分割するシーンはとても斬新。静と動が対になっている映像は異質に映っている。そして女がドアを開ける動きに伴って、2つの画面のうち一つが画面から退場するという仕掛けにも驚いた。すごい。
・アニメ挿れちゃうのもすごいね。血の噴出は黒澤の「椿三十郎」をイメージしているのか?また建物の2階から1階の血に染まる噴水に落ちるシーンは「スカーフェイス」の引用?
・親指を舐め回すように撮るねーw
・女の頭頂部が斬られた様は生々しい嫌悪感よりも滑稽さを感じてしまった。