ブルーノ

キル・ビル Vol.1のブルーノのレビュー・感想・評価

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
3.5
 タランティーノのフェティッシュがこれでもかと凝縮された作品だったので、終始ニヤニヤしてしまった。「クエンティンはミキサーではなく錬金術師。合わさるはずのない物を合わせてしまう。」というギレルモ・デル・トロの言葉通り、オマージュやパロディの域を完全に飛び越えた、全く新しい世界を立ち上げていて衝撃的だった。

 また、バイオレンスシーンは何度も身体が動いてしまうほど素晴らしく、『ワンハリ』のラストシーンでも思ったが、ここまで快楽的にバイオレンスを撮れるのは彼しかいないと思った。

 最後に、オーレン・イシイが超カッコいいね👍
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